母と私と“乳がん“と•••

“乳がん“になった母と私の日常を綴ります(^^)

2021年☆母の治療方針

しばらくブログから離れていましたが

その間に、母は

抗がん剤治療の1クールを

無事に終えることができました🙌

 

最後の抗がん剤治療が

去年の12月。

 

その後、今年の1月に

抗がん剤治療の効果を調べるための

検査がありました。

 

検査結果は、良好🙌

 

母の「乳がん」は

目に見えて小さくなっていました☺️

 

その結果をみて

担当の先生から

今後の治療方針の説明がありました。

 

その治療方針とは

もう1クール、抗がん剤の治療を行い

その後、手術が必要かどうか

判断していきます…とのこと。

 

母は、「乳がん」が小さくなったことよりも

新しい抗がん剤による

副作用の方が心配だったようで

ほっとする私の横で

複雑な顔をしていました😞

 

でも、全ては

母を元気にしてくれる治療なのだと信じ

これからも、今まで以上に

母を支えていきたいと思いました🍀

 

 

そして、いよいよ

新しい抗がん剤治療のため

病院に入院する日を迎えたのですが…。

精密検査の結果&”乳がん”の告知②

お医者さんから”乳がん”の告知を受け

とても悲しそうに

笑った”母”。

 

 

この時

母は、何を思ったのだろう・・・

 

 

ショックを隠し切れない母に

お医者さんは、さらに

事務的な話を続けました。

 

 

先生 「この病院で治療しますか?」

 

   「それとも

    紹介状を書きますか?」

 

 

・・・

・・・

・・・

 

えっっっ???

 

 

展開が

早すぎませんか?

 

こちら

母が

乳がん”の告知を

受けたばかり

ですけど・・・

 

 

母 「どうしたら良いでしょう?」

 

 

そうだよね・・・

 

そう

聞きたくなるよね(-.-)

 

 

先生 「患者さんによっていろいろですね」

 

   「遠くまで治療に通う方もいれば

    この病院で

    治療する方もいますし・・・。」

 

 

・・・

・・・

!!!

 

 

それって

答えに

なってません!!!

 

 

絶句する”母”

 

 

私 「お母さん・・・

   ちょっと、時間をもらったら?」

  「今、答えなんて

   でないでしょう?」

 

母 「そうね」

 

 

当たり前です!!!

 

 

気持ちの整理もできていないのに

治療する病院を決めるなんて

できる状況じゃ、ないでしょう!

 

 

先生 「そうですね。

    それでは

    少し時間をとりましょう。」

 

 

・・・

 

 

私自身、驚きすぎて

それ以上

言葉が出てきませんでした。

 

 

この日の出来事を

振り返りたくなかったのは

母の悲しい笑顔

思い出したくなかったのもありますが

お医者さんの対応に

怒りを感じていたからかもしれません。

 

 

乳がん”は、もちろんのこと

他の病気が発覚した時にも

患者さん本人に

「今すぐに、これから

 どうするのかを決めて下さい!」

と、言わんばかりに選択を迫るのは

あまりにも

思いやりに欠けた考え方だと

私は思います。

 

 

は、機械ではありません。

 

が、あるんです。

 

 

”悲しみ””辛さ”に寄り添い

どうすれば

目の前にいる人が

もっと

笑顔になるだろうか?

 

 

患者さんにとって

そんなふうに考えてくれる存在が

お医者さんや看護師さんで

あって欲しい。

 

 

強く、そう思いました。

 

 

どんな病気であっても

患者さんが

”ひとりぼっち”だと感じなくていい☆

1人で病気と向き合わなくていい☆

 

 

そんな世の中になったら

良いなぁ・・・(*^^*)

精密検査の結果&”乳がん”の告知①

レントゲン検査

マンモグラフィー検査

超音波検査

そして、針生検

 

乳腺外来を受診して間もなく

母は

たくさんの検査を受けました。

 

今、振り返ってみても

「本当に、たくさんの

 検査をしたなぁ・・・。」

と、思います。

 

その検査を受ける度に

肩を落としていく母。

 

 

見ていられなかった。

 

 

それでも

母は、頑張りました。

 

最後の検査だった

針生検を終え

全ての検査が終了。

 

結果が出るのは

約10日後。

 

 

”大丈夫!!!”

”大丈夫!!!”

 

 

不安が募る10日の間

母と、そして

自分にも言い聞かせるように

何度も口にしました。

 

 

そして

いよいよ検査結果を

聞くために乳腺外科へ。

 

 

実は、ずっと

この日の出来事を

ブログにアップすることが

できませんでした。

 

現実逃避なのか・・・

ただ

思い出したく

なかったがけなのか・・・

 

どちらにしても

言葉や文章にするのが

怖くて

考えたくありませんでした。

 

でも

自分の気持ちを

整理するためにも

文章にしてみようと思います。

 

 

 

あの日・・・

 

結果を聞きに病院へ行った日は

気持ち良く晴れた日でした。

 

母と私は

朝1番に病院へ行きましたが

外来に着いても

診察室に呼ばれることなく

1時間以上の時間を

椅子に座って待ちました。

 

「悪い結果だったのよ・・・。」

 

そう、つぶやく母に

 

”大丈夫!!!”

 

としか言えず

私も、娘を抱っこしたまま

時間を持て余していました。

 

 

その後

ようやく母が診察室に呼ばれ

「ご家族の方も、どうぞ。」

と言われたので

私も一緒に中に入りました。

 

 

狭い診察室の中で

お医者さんと

向かい合って座る母。

 

私も

その斜め後ろに控え

お医者さんの話を聞きました。

 

 

最初に見せられたのは

全体が赤紫色の画像。

 

「ここに不規則な

 細胞が、見られます。」

 

・・・

 

「残念ですが

 診断は”乳がん”ということに

 なります。」

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

この時

斜め後ろから見た母は

悲しそうに笑っていました。

 

 

私の家は、長い間

自営の小売店

営んできました。

 

そのお店で

母は接客担当。

 

母は、普段から

いつも笑顔

お客様に接していました。

 

母がいるだけで

お店が

ぱっと明るくなります。

 

母には

笑った顔が

”1番”

似合うのです(*^^*)

 

 

でも

乳がん”の告知を受けた時

 

辛くて悲しいはずなのに

母は、笑っていました。

 

 

こんな時にも

笑うんだ・・・

 

それも

とても悲しそうに・・・

 

 

斜め後ろから見た

母の笑顔が

忘れられません。

 

 

写真に撮ってもいないのに

その時の

母の笑顔が

頭から離れないのです。

 

 

やっぱり

思い出すのは

辛い・・・

 

 

ゆっくり

文字にしようと思います。

 

 

今日は

ここまで(;^ω^)

私には、何ができるのだろう?

今日

自分のブログを

見返してみました。

 

 

私の書く文章は

過去と現在が混同していたり

現在までの経過が

順を追って

アップされていなかったり

( ^ω^)・・・

 

 

まるで

今の私の心の中みたい・・・

 

 

もともと、私は

筆まめな性格ではありません(;^ω^)

 

 

そして、母が

乳がん”の告知を受けてからは

何だか、全てが

夢を見ているみたいで・・・

 

 

母が乳がんになったこと。

 

 

それを、私は

後ろめたいと思わないけれど 

きっと、世間の目は

違うのでしょうね。

 

 

母も、世間の目

何よりも心配していました。

 

 

「あぁ、あの人が?」

 

「えっ!

 ”がん”なの?」

 

 

周りは

いろいろな反応を

するはずです。

 

 

私は

その世間の目から

母を守ってあげたい!

 

強く、そう思いました。

 

 

なぜなら、私自身が

好奇の目に

さらされた経験があるからです。

 

 

実は、私には

高校を中退した過去があります。

 

そして

部屋にこもり

現実を嘆き

未来を悲観し

自分に絶望しました。

 

 

世間からは

好奇の目で見られ

あの子は”かわいそう”だと

言われました。

 

 

今、振り返っても

私が”かわいそう”だったのかは

わかりませんが

何気ない一言が

心の”トゲ”として

いつまでも残るのは確かです。

 

 

だからこそ

母を同じ目に合わせるわけには

いかないと思いました。

 

 

母は

「できるだけ

 誰にも知られたくない。」

と、私に言いました。

 

 

それで良い(^^)

 

 

もしかしたら

きちんと伝えることが

正しいことなのかもしれません。

 

 

でも

母が”そう”思うなら

母が”そう”したいのなら

今は、それが1番。

 

 

正しいか

正しくないかより

母のことを

守れる選択をしたい☆

 

 

そして

母が話したいと思った時に

話したい人に話せば良い☆

 

 

私は、今

そう思っています。

 

 

私が辛かった時に

母がしてくれたように

今度は、私が

母を支えてあげたい☆☆☆

 

 

私に、何ができるかは

わからないけど

いつも

そばにいるよ

お母さん(#^^#)

1歩進んで、2歩下がる?

乳がんの告知を受けてから

母の心には

大きな変化がありました。

 

いつでも

”がん”という言葉が

頭から離れない・・・

 

 

どうして

私が・・・

 

どうして

私だけ???

 

どうして

今だった???

 

どうして

”がん”だった???

 

 

こんなことを

私に問いかけることが

多くなりました。

 

 

どうして?

 

なぜ?

 

 

その質問に

的確な答えを

返してあげることが

できません。

 

 

どうして?

 

なぜ?

 

 

スピリチュアルな話として

考えてみるなら

意味があるから

ということになります。

 

 

”がん”という

病気になること。

 

”母”

そうなったこと。

 

”今年”

告知を受けたこと。

 

 

その全てに

きっと

大切な意味があるはず。

 

 

いつか、先の未来に

今日を振り返った時

今年を振り返った時

その意味が

わかるような気がします。

 

 

今は、たぶん

その意味を見出すことは

できないでしょう。

 

 

母にとって、今は

全てを後回しにして

”がん””自分”

向き合う時。

 

自分を

今まで以上に

大切にする時。

 

 

そして

それと同時に

自分の中に

何度も浮かんでくる

ネガティブな感情を

どんどん、外に出す時。

 

 

自分を大切にして

負の感情を吐き出して

 

 

傍から見たら

「1歩進んで

 2歩下がる」

そんなふうに見えたとしたって

自分を否定したりなんて

絶対にしないで!!!

 

 

あなたは、私にとって

たった1人の

自慢の”お母さん”

なんだから(#^^#)

 

 

明日も

今日と一緒☆☆☆

 

お母さんの

にこにこ笑顔

いっぱい いっぱい

見られると良いなぁ☆☆☆

突然の発熱~外来受診

1度目の抗癌剤治療を終え

経過観察中の母が

数日前の夜に

を出しました。

 

心配になり

病院に問い合わせるも

結局

様子を見ることになり

数日後、外来を受診。

 

 

まず心配していたのが

病院の入り口での

体温チェック・・・

 

あんなに心配していたのに

止められることなく

すんなりクリア!!!

だったそうです

( ^ω^)・・・

 

病院に行く頃までに

熱が下がっていたようで

ほっとしました(^^)

 

 

そして

血液検査を受け

乳腺外科の外来を受診。

 

 

血液検査の結果としては

通常の経過

辿っているそう。

 

ただ

白血球の数が減少しているため

白血球を増やす注射をしました。

 

 

それにしても 

”白血球”って

注射で増やせるんですね!

 

驚きました!!!

 

 

血液検査の結果も

問題なし。

 

入院の必要もなく

あれほど心配していた熱も

経過観察となりました。

 

 

ひとまず・・・ですが

良かった~(#^^#)

 

 

何よりも

母の心の中にあった不安が

軽くなったこと。

 

それが

1番、嬉しかったです。

 

☆☆☆☆☆

 

まだまだ

治療は始まったばかり。

 

これからも

大変な事が、たくさん

あるのかもしれません。

 

 

それでも

1つ目の”山”

無事に

超えることができたこと。

 

きっと、この経験が

次の”山”を越える時に

母のことを、しっかりと

支えてくれるはずです。

 

 

私も”ちょこ”も

ずっと、そばにいるよ(*^^*)

 

いつだって

お母さんと一緒( *´艸`)

 

一緒に

頑張っていこうね☆☆☆

 

お母さん(#^^#)

突然の発熱~その後

1度目の抗癌剤治療を終え

経過観察中だった母が

熱を出した翌日。

 

 

前日よりも

体調は落ち着いたものの

まだ37.5℃以上の

発熱が続いていた母。

 

 

朝1に、病院に行くほどでは

なかったけれど

昼過ぎになって

やっぱり病院に連絡することに。

 

 

今日の看護婦さんは

外科の方で

昨日、母が熱を出したことも

知っておられました。

 

さすがです(*^^*)

 

昨日までの体調

そして

今日の体調を話すと

「先生に確認を取りますので

 そのままお待ち下さい。」

とのこと。

 

その後

「病院で検査をして

 血液の状態を

 チェックする必要があります。」

 

「その結果によっては

 感染症の心配があるため

 入院して頂くことに

 なるかもしれません。」

と、言われました。

 

・・・

( ^ω^)・・・

・・・

 

またも

びっくりワードΣ(・ω・ノ)ノ!

登場!!!

 

突然の

「入院」???

 

 

看護婦さんの話には驚きましたが

電話をした日が

ちょうど

抗癌剤の経過を観察する

定期検査の前日だったため

その日は病院に行かず

明日まで

様子を見ることにしました。

 

 

今の病院は

「コロナ」によって

入り口での

体温チェックが必須。

 

そこで熱があっても

外科の外来に来られるように

看護婦さんが

手配して下さるそうで

何から何まで

本当に感謝です(*^^*)

 

 

まずは

明日の体温チェックを

無事に

通過できますように☆☆☆

 

そして

血液検査の結果が

良好でありますように☆☆☆

 

☆☆☆☆☆

 

体を

ゆっくり休めて下さいね☆

お母さん(*^^*)