母と私と“乳がん“と•••

“乳がん“になった母と私の日常を綴ります(^^)

精密検査の結果&”乳がん”の告知①

レントゲン検査

マンモグラフィー検査

超音波検査

そして、針生検

 

乳腺外来を受診して間もなく

母は

たくさんの検査を受けました。

 

今、振り返ってみても

「本当に、たくさんの

 検査をしたなぁ・・・。」

と、思います。

 

その検査を受ける度に

肩を落としていく母。

 

 

見ていられなかった。

 

 

それでも

母は、頑張りました。

 

最後の検査だった

針生検を終え

全ての検査が終了。

 

結果が出るのは

約10日後。

 

 

”大丈夫!!!”

”大丈夫!!!”

 

 

不安が募る10日の間

母と、そして

自分にも言い聞かせるように

何度も口にしました。

 

 

そして

いよいよ検査結果を

聞くために乳腺外科へ。

 

 

実は、ずっと

この日の出来事を

ブログにアップすることが

できませんでした。

 

現実逃避なのか・・・

ただ

思い出したく

なかったがけなのか・・・

 

どちらにしても

言葉や文章にするのが

怖くて

考えたくありませんでした。

 

でも

自分の気持ちを

整理するためにも

文章にしてみようと思います。

 

 

 

あの日・・・

 

結果を聞きに病院へ行った日は

気持ち良く晴れた日でした。

 

母と私は

朝1番に病院へ行きましたが

外来に着いても

診察室に呼ばれることなく

1時間以上の時間を

椅子に座って待ちました。

 

「悪い結果だったのよ・・・。」

 

そう、つぶやく母に

 

”大丈夫!!!”

 

としか言えず

私も、娘を抱っこしたまま

時間を持て余していました。

 

 

その後

ようやく母が診察室に呼ばれ

「ご家族の方も、どうぞ。」

と言われたので

私も一緒に中に入りました。

 

 

狭い診察室の中で

お医者さんと

向かい合って座る母。

 

私も

その斜め後ろに控え

お医者さんの話を聞きました。

 

 

最初に見せられたのは

全体が赤紫色の画像。

 

「ここに不規則な

 細胞が、見られます。」

 

・・・

 

「残念ですが

 診断は”乳がん”ということに

 なります。」

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

この時

斜め後ろから見た母は

悲しそうに笑っていました。

 

 

私の家は、長い間

自営の小売店

営んできました。

 

そのお店で

母は接客担当。

 

母は、普段から

いつも笑顔

お客様に接していました。

 

母がいるだけで

お店が

ぱっと明るくなります。

 

母には

笑った顔が

”1番”

似合うのです(*^^*)

 

 

でも

乳がん”の告知を受けた時

 

辛くて悲しいはずなのに

母は、笑っていました。

 

 

こんな時にも

笑うんだ・・・

 

それも

とても悲しそうに・・・

 

 

斜め後ろから見た

母の笑顔が

忘れられません。

 

 

写真に撮ってもいないのに

その時の

母の笑顔が

頭から離れないのです。

 

 

やっぱり

思い出すのは

辛い・・・

 

 

ゆっくり

文字にしようと思います。

 

 

今日は

ここまで(;^ω^)