母と私と“乳がん“と•••

“乳がん“になった母と私の日常を綴ります(^^)

精密検査の結果&”乳がん”の告知②

お医者さんから”乳がん”の告知を受け

とても悲しそうに

笑った”母”。

 

 

この時

母は、何を思ったのだろう・・・

 

 

ショックを隠し切れない母に

お医者さんは、さらに

事務的な話を続けました。

 

 

先生 「この病院で治療しますか?」

 

   「それとも

    紹介状を書きますか?」

 

 

・・・

・・・

・・・

 

えっっっ???

 

 

展開が

早すぎませんか?

 

こちら

母が

乳がん”の告知を

受けたばかり

ですけど・・・

 

 

母 「どうしたら良いでしょう?」

 

 

そうだよね・・・

 

そう

聞きたくなるよね(-.-)

 

 

先生 「患者さんによっていろいろですね」

 

   「遠くまで治療に通う方もいれば

    この病院で

    治療する方もいますし・・・。」

 

 

・・・

・・・

!!!

 

 

それって

答えに

なってません!!!

 

 

絶句する”母”

 

 

私 「お母さん・・・

   ちょっと、時間をもらったら?」

  「今、答えなんて

   でないでしょう?」

 

母 「そうね」

 

 

当たり前です!!!

 

 

気持ちの整理もできていないのに

治療する病院を決めるなんて

できる状況じゃ、ないでしょう!

 

 

先生 「そうですね。

    それでは

    少し時間をとりましょう。」

 

 

・・・

 

 

私自身、驚きすぎて

それ以上

言葉が出てきませんでした。

 

 

この日の出来事を

振り返りたくなかったのは

母の悲しい笑顔

思い出したくなかったのもありますが

お医者さんの対応に

怒りを感じていたからかもしれません。

 

 

乳がん”は、もちろんのこと

他の病気が発覚した時にも

患者さん本人に

「今すぐに、これから

 どうするのかを決めて下さい!」

と、言わんばかりに選択を迫るのは

あまりにも

思いやりに欠けた考え方だと

私は思います。

 

 

は、機械ではありません。

 

が、あるんです。

 

 

”悲しみ””辛さ”に寄り添い

どうすれば

目の前にいる人が

もっと

笑顔になるだろうか?

 

 

患者さんにとって

そんなふうに考えてくれる存在が

お医者さんや看護師さんで

あって欲しい。

 

 

強く、そう思いました。

 

 

どんな病気であっても

患者さんが

”ひとりぼっち”だと感じなくていい☆

1人で病気と向き合わなくていい☆

 

 

そんな世の中になったら

良いなぁ・・・(*^^*)