母と私と“乳がん“と•••

“乳がん“になった母と私の日常を綴ります(^^)

針生検???

無事に

「乳腺外科」を

受診した翌日。

 

今度は

「針生検」を

行うことになりました。

 

 

「乳腺外科」という言葉以上に

聞いたこともない

「針生検」という言葉。

 

 

マンモグラフィー

「超音波」

そして「針生検」。

 

付き添いの立場から

勝手な意見を言わせて頂けるなら

「もうちょっと

 検査自体

 簡単にならないかなぁ・・・。」と。

 

母の顔色が

どんどん悪くなっているのも

気掛かりでした。

 

 

まるで

死の宣告を待っているような・・・。

 

 

娘だから

感じる変化だったのかもしれませんが

見ていられなかった。

 

 

特に「針生検」。

 

 

事前の説明で

「胸に針を刺して

 ”しこり”の細胞を

 採取する検査になります。」

と、聞いてはいたものの

 

「胸に針を刺す???」

 

「細胞を採取する???」

 

 

言葉だけで

怖い!怖い!!!

 

 

母も、私と同じように

不安だったようで

検査の前に

もっと詳しく

説明をしてもらったそうです。

 

 

診察室のベットに横になり

麻酔をして、細胞を採取。

 

先生 「その際に

    ”バチン”という音がしますが

    心配ありませんよ。」

先生 「気分が悪くなったり

    痛みがあったら

    すぐに言って下さいね。」

 

こんなやり取りをしたそうです。

 

検査の内容を詳しく聞いたこと

そして

先生が、これからすることを

順番に説明してくれたことなどが

母に安心感を与えたようで

あんなに心配していた「針生検」も

30分程で終了。

 

 

ほっと胸をなでおろす私と母に

看護婦さんからの無情な一言。

 

看護婦さん 「検査結果は

       家族の方も一緒に

       来て下さいね。」

 

私&母の心の中

      (え???

       それって

       ”悪い結果”ってことですか?)

 

 

こんなふうに

心配な時って

ほんの些細なことでも

悪い方に受け取ります。

 

母が、”乳がん”の告知を

受けた今だからこそ強く思うのは

医療従事者の方たちの

”思いやり”に

救われることが多いなぁ・・・

ということ。

 

いつでも

私や母の心に寄り添い

支えて下さる”みなさん”には

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

でも

検査の段階では

事務的な言葉ばかりで

私も母も

いろいろな言葉に

一喜一憂していました。

 

この段階では

乳がん患者”でもないのですが

娘としては

「もう少し

 母の気持ちを

 思いやって欲しかったなぁ・・・。」

と、思いました。

 

私自身にも

精神的余裕なんて

欠片もなかったので

ただの八つ当たり的思考なのですが

そんなことを思った

検査2日目が終了。

 

 

検査結果が出るのは

約10日後。

 

「大丈夫!!!」

「大丈夫!!!」

 

そう唱えながら

私と母は

不安な10日間を過ごしたのです。